February 27, 2005

東巴文字

象形文字には甲骨、ヒエログリフ、トンパ(東巴)の三つがあるという。甲骨文字とヒエログリフについてはその歴史的背景を含めてある程度知っていたが、トンパ文字についてはよく知らなかった。三つの象形文字の中で現在も使われているのがトンパ文字で、いま日本で静かなブームになっているということを、電網写真館 asia photo netというサイトで知った。

上の写真はトンパ研究所に保管されている古いトンパ経典(象形文字経書)


このホームページに「とんぱ酉」のアニメーションがある。鳴き声は、日本の鶏とおなじで、わたしにはコケコッコーと聞こえる。トンパ(東巴は、中国雲南省の少数民族(55あり、そのうち23が雲南省に住んでいるとのこと)のひとつであるナーシー(納西)族(naxi zu naxi ethnic minority group)が使っている象形文字だそうである。[写真はChina Internet Information Centerより拝借した]

雲南納西族東巴文字に、「トンパ文字」のすべてがある。トンパ文字と画像がたくさん使われており、トンパ文字辞典やトンパおみくじもあるユニークなページである。関心のある人は訪問されると良い。

[参考] KIRINの「日本茶 玄米」のデザインにあるのがトンパ文字だそうです。

甲骨文字とヒエログリフについてはつぎのサイトが参考になる。
★漢字のルーツ─甲骨文字
★東京大学総合研究博物館ー甲骨
★甲骨文の発見
★Egyptian Hieroglyph Room
★ヒエログリフのABC
★Rosetta Stone

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movie

飢餓海峡

「飢餓(きが)海峡、それは日本のどこにでも見られる海峡である。その底流に、われわれは貧しい善意に満ちた人間の、どろどろとした愛と憎しみの執念を見ることができる。」冒頭のナレーションの言葉である。そして「本州と北海道をつなぐ津軽海峡は、いま台風直前の不気味な風浪の中にあった」と続く。

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February 19, 2005

Wealth and Poverty

ノーベル平和賞を受賞したマータイさんの言葉に感動したというブログを米国サイトに書いたが、このサイトでは彼女の活動を讃えるために授賞式で引用された詩"The woman is planting"を紹介した。重複するが、マータイさんが主張する中に、「商業主義が自然を破壊し人々の平和な生活を脅かし、一部の人間が私腹を肥やし、貧富の差が開く…」というのがある。

今日昔のファイルを整理していて左のスライドを見つけた。5年前のNew York Timesに掲載された記事から作ったスライドである。CEOの年間報酬と賃金労働者の平均年収の比率を比較している。1980年にその比率が42倍であったのが、10年後には85倍に開いた。そして、さらに10年後の2000年には531倍の差がでているという。CEOの平均年収は$20M(24億円)、賃金労働者の平均年収は$38K(約450万円)である。この数字を日本のみなさんはどう受けとめますか?アメリカの覇権主義、ネオ保守主義、石油利権を背景に強引に仕掛けたイラク戦争…。そしてエネルギ消費大国、環境汚染大国のアメリカが経済優先政策のために、京都議定書を反古にしようとしている。一昨日の報道では、全米青年将校会議所までもが京都議定書に反対する声明を出したという。なにかがおかしい。

そんなアメリカのやり方に追従するような日本の国策や経済競争だけを優先するような企業のあり方に大きな疑問を抱いてしかるべきである。生き馬の目を抜くような、他民族国家の弱肉強食の社会を見てきた筆者には、貧富の差が500倍も開くような社会が良いとは思わない。このままいくと日本はアメリカと同じように貧富の差が開いていくことだろう。生活レベルが他国に較べて均質な日本国民であるから、貧富の差が開く将来を考えると、9割以上の人が貧しくなり上位5~10%の人が富を同船するような構造になっていかないとも限らない。本当の意味での民主化が市民運動のレベルから、まさしく草莽崛起が求められる時代ではないだろうか。

これまでの日本は、一億総中産階級という意識があると思うし、年間所得も数字だけをみれば先進国であり、不況といわれたバブル崩壊以後をみても、何が不況かが実感できない。すくなくとも首都圏に住む人たちを見る限り、みんな実に裕福である。生活インフラが整い、物質的にこれほど恵まれている民族はないのではないか?アメリカに貧困にあえぐ人がたくさんいる。各地を旅し、土地の人と話をし、その土地の生活に触れるとそれが実感できる。世界各地の紛争地区の難民やアフリカの子供たちを引き合いに出さずとも、アメリカに較べても総体的には日本は本当に豊かで恵まれていると思う。しかし、心が貧しくなったと思うことが多い。(つづく)

The Wealth and Poverty of Nations: Why Some Are So Rich and Some So Poor

著者のDavid S. Landesは、世界的に知られた歴史家であり、経済学者(ハーバード大学名誉教授)である。自然条件などの外的な要因の重要さとともに、変化・変革に対する人間の貪欲さ、ひたむきさが勝者と敗者を分けてきたという事実が、生き生きと描き出されている。21世紀に日本が勝ち残るためのヒントにあふれた新「国富論」でもある。

Favorites of Fortune: Technology, Growth, and Economic Development Since the Industrial Revolution

David S. LandesとHenry Rosovsky(ハーバード名誉教授)およびフランスの歴史学教授Patrice Higonnetの共著。日本では1万円と高価格。

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February 17, 2005

The Nobel Peace Prize 2004 awarded to Wangari Maathai

The Norwegian poet Halldis Moren Vesaas has put it so beautifully in her poem "The woman is planting":

The woman is planting a tree in the world.
On her knees, like someone in prayer,
Among the remains of the many trees
That the storm has broken down.
She must try again, perhaps one at last
Will be left to grow in peace.

And this is how Moren Vesaas ends the poem:

She sees the hands outspread on the earth
As if trying to impose her calm
On its threatening tremors. Oh earth, be still,
Be still, so my tree can grow.

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February 15, 2005

オープンソース、公共分野は6割が導入済み

 矢野経済研究所(本社:東京都中野区)は2005年2月10日、オープンソースソフト
ウエア(OSS)の導入実態に関する調査結果を発表した。それによると、企業・団体
の3分の1が情報システムにOSSを導入しており、特に官公庁や自治体などの公共分野
では約6割と高い率だった。

 企業の情報システム管理者(回答数637)に聞いたアンケートを集計したもので、
「既に導入済み」は32%に達した。このほか、「検討中」(3.9%)と「興味があ
る」(27.3%)の比率も高く、導入済みと合わせると全体の3分の2が積極的だったと
いう。

■詳しい内容は下記URLから
 http://nikkeibp.jp/wcs/j/comp/359087

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February 14, 2005

The History of Valentine's Day


きょうはバレンタイン・デーである。日本では、クリスマスと同じようにたくましい商魂が全国的な行事にしたてあげた。それにしても、「女性が好きな男性にチョコレートを贈る日」とした人の戦略性には敬服する。しかし、いつのまにか「好きな」が不必要になって、「義理チョコ」がまかり通るようになったのも商魂ゆえか、それとも職場であからさまに目当ての男性だけに贈るのははばかれると思う日本女性の奥ゆかしさからか?…などと考えるのは古い時代の人間だけだろう。いまや、この日に関係なく人目もはばからずチョコレートでベトベトした気持ち悪さが東京周辺で横行しているのも現実である。

そもそも欧米では「聖バレンタイン」とは何者で、「バレンタイン・デー」にはどういう謂れがあるのか?The History Channelでは以下のように解説している。

昔から、2月はロマンスの月であり、St. Valentine's Dayはキリスト教徒や古代ローマ人の伝統の名残であることを知っている。今日カソリック教会ではValentineまたはValentinusという名前の聖人がすくなくとも三人いて、いずれも殉教者である。

ある伝説では、紀元三世紀のローマ時代の牧師だったという。当時の皇帝クラウディウス二世が、独身男性のほうが妻帯者よりも優秀な兵士になると考え、若者の結婚を禁止しようとした。バレンタインは皇帝の意思に逆らって、若い恋人たちの結婚を秘密裏に祝福することを止めなかった。このバレンタインの行為が皇帝の怒りにふれ彼は処刑された。

伝説によれば、最初の「バレンタイン」のカードは彼自身が贈ったものだという。彼が牢獄に入れられているときに看守の娘と恋に落ち、この恋人に送った手紙に"From your Valentine"と署名したことが現在まで伝えられたといわれる。

バレンタイン伝説の背後にある事実は暗い(murky)ものであるが、彼の行為は人々の同情を誘い、英雄的でロマンティックであった。中世の時代を通じてイギリスやフランスでは最も人気のある聖人の一人であったことは当然であろう。

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February 13, 2005

バレンタインに因んだ話

Valentine Flower
バレンタイン・デイには女性が男性にチョコレートを贈るというのは誰が考えて始めたのかは知らない。アメリカのシリコンバレー周辺では男女双方が贈る。ポピュラーな贈り物のひとつが花束であろう。全米に約23,000の花屋さんがあるが、どの店もバレンタイ・デイ前の日々はうれしい忙しさで賑わう。(Photo credit: U.S. Census Bureau)

アメリカでのValentine's Dayの話を紹介する。原文はUS Census Press Releasesを参照。

伝説では、西暦270年頃、ローマの牧師St. Valentineが処刑された日である2月14日を記念して始まったといわれる。もうひとつの謂れでは、繁殖(Fertility)を祝う古代ローマの祭日が起源である。

アメリカでは18世紀はじめ頃に手作りの贈り物を交換し始めたといわれる。そして、1840年代にマサチューセッツのEsther Howlandがバレンタイン・カードを売り始めたのが契機となって全米に広まった。

US統計局が発表しているValentine's Dayに因んだデータ(2003年)はつぎのとおり。

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February 11, 2005

対決(Confrontation)の薦め

対処方法の比較

対処方法
説明
対処結果
推奨
1 対決・対峙(confrontation) 事実調査に基づいて解決する。当事者がお互いに問題に正面から向き合い前向きに議論し、双方納得のうえで合意する。
Win-Win
2 妥協(compromise) 当事者が共に譲歩する。双方にとって満点の解決ではないにしても双方合意のうえ解決に至るので問題が再燃することは少ない。
3 鎮静(smoothing) 一時的に問題に目をつぶったり、争いを表面上、小さく扱ったりすること。再び対立が生じやすい。
Lose-Lose
×
4 撤退(withdrawal) 一方があきらめて話し合いを拒否する。
Lose-Lose
×
5 強制(forcing) 上司命令など、強制的に押しつける。片方が不満を持つ。
Win-Lose
×


PMBOK2000におけるコミュニケーションマネジメント

プロセス
主要成果物
説明
コミュニ
ケーション
計画
・コミュニケーション
マネジメント計画書
誰が、誰に、いつ、どのような情報をどのような手段で提供するかを決定する。例えば、会議体や個人スケジュール、プロジェクトの連絡事項の通知方法、議事録の作成者と配布・回覧方法の定義など。
情報配布 ・プロジェクト記録
・プロジェクト報告書
・プレゼンテーション
必要とされる情報を適切な手段で適切なタイミングで関係者に実際に提供するプロセス。ちなみにプロジェクト記録とは、連絡文書、議事録などのプロジェクト文書を指す。
実績報告 ・実績(進捗)報告書
・変更要求
プロジェクトの目標達成に向けて、どのように資源が使われており、どの程度達成されているかを関係者に知らせるための情報を収集し配布すること。
完了手続き ・プロジェクト公式記録
・プロジェクトの終了
プロジェクト、または、フェイズの目標達成、あるいは中断や中止による終了時に行う作業を指す。

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キトラ古墳

今年の正月にNHK特集で「キトラ古墳」を見た。歴史は好きなほうで、歴史にかかわる本やTV番組に関心を示す私であるが、キトラ古墳についてはほとんど知識がなかった。吉野ヶ里遺跡や三内丸山遺跡についても、その歴史的背景を含めて知ったのはこの三年である。遺跡を訪ねて古代の人々の生活に思いを馳せたのは、三内丸山遺跡だけである。


今日PCのディスクを整理しているときに、「キトラ古墳」の録画ビデオがあるのに気が付いた。キトラ古墳の説明ではなく、日本の貴重な文化財を守る人々の真剣な取り組みを描いたものだった。「石室開封~キトラ古墳・壁画修復への挑戦~」と題するドキュメンタリーである。


この古墳の石室は、幅約1m 長さ約2.6m 高さ約1.3mの大きさ。1983年のファイバースコープによる内部探査で、北壁に描かれた玄武が確認され、注目を浴びたとのこと。その時はアメリカに駐在しており、日本のニュースに触れることはなかった。大阪市立科学館のキトラ古墳のはなしによると、1998年の調査で、新たに白虎像、青龍像、天文図が発見され、2001年までの数次にわたる探査の結果、石槨内の壁画の全貌が明らかになったという。





昨年の保存状態の確認調査で、入り口付近でカビが見つかり壁画の修復に乗り出した。幅1m、高さ1.3メートル、入り口は40cmしかない狭い石室で、しかも湿度100%のなかでの作業はたいへんな忍耐が要求される。これを担当したのが、東京文化財研究所の山本記子研究員。玄武、青龍の壁画部分の漆喰は石の壁からはがれ、放置しておくと崩れ落ちる危険がある。


修復の準備のために始めて石室の中に入って壁画を直接見た山本研究員はいう。

「こんなすごい造形物があるのだと感激した。人の目に見えないような細かなところまで描かれている。それは、自分の技術を人に見せるためではなく、もっと大きなものに動かされた結果ではないか。だからこそ、純粋できれいなものを感じる。」

過去20年にわたり文化財の保存修復に取り組んできた専門家の言う言葉には真実がある。


文化財保護は、現場での保存が基本とのこと。しかし、1972年に発掘されて有名になった高松塚古墳の壁画に修復不可能な黒カビが発生した例があり、同じ失敗を避けるために剥がれ落ちそうな部分を取り出すことが決定された。その作業は、素人には思いもよらない困難な作業であることを、TV番組は描いていた。30センチ四方の一部をとりだすだけで不測の事態への対処も含め、5時間もかかった。湿度100%の中でひざまずいたままでの作業、技術と忍耐力、そして冷静な判断力が1300年前の壁画を救い出したのである。はずされた白虎と青龍を見る専門家たちの表情は大きな感動に包まれていた。「すばらしい…」という以外の言葉が見つからない。

<Google検索結果のリンク集>


キトラ古墳のはなし...キトラ古墳
キトラ古墳は、奈良県明日香村大字阿部山にある直径約14メートルの古墳
で、7世紀末から8世紀初め頃に作られたと推測されて ... トラ古墳の特徴 1998年3月の調査において、石室内の天井に天文図が描かれている事が発見されました。 ...www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/kitora/kitora.html - 10k -
キャッシュ - 関連ページ

キトラ発掘情報 1 キトラ発掘情報 2 キトラ発掘情報 3キトラ古墳...キトラ発掘情報 1. キトラ発掘情報 2. キトラ発掘情報 3. トラ古墳壁画写真発売.キトラ古墳壁画 (絵). 高松塚・キトラ古墳玄武比較図. 高松塚古墳・星宿復元図.
淳祐天文図. 天象列次分野之図. キトラ古墳情報(7/15)
www.sikasenbey.or.jp/asuka/e.htm - 3k - キャッシュ - 関連ページ

明日香村ホームページ

...キトラ古墳は、奈良県高市郡明日香村大字阿部山小字ウエヤマ136-1に所在する
二段築成の円墳です。 ...キトラ古墳では、上段(中央の人の前側)と、テラス状の下段(右側の人が立っている所)からなる二段築成の円墳と考えられます。
...www.asukamura.jp/himitsu/kitora.htm - 12k -
キャッシュ
- 関連ページ

飛鳥資料館キトラ古墳

... 4月29日から、地下の特設展示室にキトラ古墳コーナーを設けています。 今年文化庁
が撮影した獣面人身像の赤外線デジタル写真を中心に玄武と天文図が確認 ...キトラ古墳の新しい写真が発表されれば、文化庁の許可を得て随時公開していく予定です。
...www.asukanet.gr.jp/kitora/ - 11k - キャッシュ
- 関連ページ

キトラ古墳(明日香村)

... 石刻天文図を基にしたとされる「天象列次分野之図」は、星座や赤道が精密に描かれて
おり、トラ古墳の星宿にそっくりだ。
... 最古級の天文図などが確認された明日香村
阿部山の円墳「トラ古墳」(七世紀末から八世紀初めごろ)の石室に描かれて...www2.begin.or.jp/sakura/asuka2.htm - 10k - キャッシュ
- 関連ページ

トラ古墳の星宿図...キトラ古墳は、明日香村の阿部山というところにある、7世紀後半~8世紀始めごろできたと考えられる直径10mくらいの古墳です。このトラ古墳の天井画の星宿図 について、
天文民俗学的に?解説してみたいと思います。
astro.ysc.go.jp/izumo/kitora.html - 51k - キャッシュ
- 関連ページ

キトラ古墳1・緯度
キトラ古墳の星宿図の計算結果. ...キトラ古墳は7世紀末から8世紀初めに作られたと
考えられておりまして、 奈良県明日香村大字阿部山小字ウエヤマ136-1にある上段が直径
約9.4m・下段が直径約14m・ 高さ3.3mの円墳であり、埋葬者は不明です。 www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/jpnkitora.htm - 12k - キャッシュ - 関連ページ

トラ古墳詳報...キトラ古墳】 明日香村にある終末期古墳で直径約14メートルの小型円墳。約1キロ
北の高松塚古墳で極彩色壁画が発見されたのを機に、1983年から調査が始まり、朱雀など
四神図と獣頭人身の十二支図、天文図などを確認した。今年1月に本格的な調査が再開 www.nara-shimbun.com/special/kitora/ - 17k -
キャッシュ - 関連ページ

asahi.com : ニュース特集 : キトラ古墳

文化庁は、壁画のはぎ取りが進む奈良県明日香村のキトラ古墳の石室を報道各社に公開
した。これまでは代表取材に限られていた。 ...キトラ古墳展開図 キトラ古墳展開図,
壁画の応急処置の方法 壁画の応急処置の方法. (イメージ図)
...

www.asahi.com/special/kitora/ - 29k -
2005年2月6日 -
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February 03, 2005

How To Solve It

How to Solve It
G. Polya, How to Solve It
Summary taken from G. Polya, "How to Solve It", 2nd ed., Princeton University Press, 1957, ISBN 0-691-08097-6.
1. UNDERSTANDING THE PROBLEM
  • First. You have to understand the problem.
  • What is the unknown? What are the data? What is the condition?
  • Is it possible to satisfy the condition? Is the condition sufficient to determine the unknown? Or is it insufficient? Or redundant? Or contradictory?
  • Draw a figure. Introduce suitable notation.
  • Separate the various parts of the condition. Can you write them down?
2. DEVISING A PLAN
  • Second. Find the connection between the data and the unknown. You may be obliged to consider auxiliary problems if an immediate connection cannot be found. You should obtain eventually a plan of the solution.
  • Have you seen it before? Or have you seen the same problem in a slightly different form?
  • Do you know a related problem? Do you know a theorem that could be useful?
  • Look at the unknown! And try to think of a familiar problem having the same or a similar unknown.
  • Here is a problem related to yours and solved before. Could you use it? Could you use its result? Could you use its method? Should you introduce some auxiliary element in order to make its use possible?
  • Could you restate the problem? Could you restate it still differently? Go back to definitions.
  • If you cannot solve the proposed problem try to solve first some related problem. Could you imagine a more accessible related problem? A more general problem? A more special problem? An analogous problem? Could you solve a part of the problem? Keep only a part of the condition, drop the other part; how far is the unknown then determined, how can it vary? Could you derive something useful from the data? Could you think of other data appropriate to determine the unknown? Could you change the unknown or data, or both if necessary, so that the new unknown and the new data are nearer to each other?
  • Did you use all the data? Did you use the whole condition? Have you taken into account all essential notions involved in the problem?
3. CARRYING OUT THE PLAN
  • Third. Carry out your plan.
  • Carrying out your plan of the solution, check each step.
  • Can you see clearly that the step is correct? Can you prove that it is correct?
4. Looking Back
  • Fourth. Examine the solution obtained.
  • Can you check the result? Can you check the argument?
  • Can you derive the solution differently? Can you see it at a glance?
  • Can you use the result, or the method, for some other problem?

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Dialogue(対話)とDiscussion(議論)

 Dialogue(対話)Discussion(議論)はまったく違うと理解したほうがよい。対話と議論もしくは討議を混同するとコミュニケーションがスムースにいかない。つぎの英文記述は、"Dialogue : Rediscover the Transforming Power of Conversation"の著者が書いたものであるが、元をたどれば物理学者のDavid Bohmが明確にしたことで、彼はDialogueの父ともいうべき存在である。さらに言うならば、20世紀後半の科学的思考法に大きな影響を与えたGeorge Polyaの"How to Solve It"に言及しなければならない。この本は、アメリカの著名大学(ハーバード、エール、プリンストンなど)を目指す中高生のバイブルのような存在である。これについては別項で触れたい。

 さて、対話と議論の違いをひとことで言うとつぎのとおりである。

 対話: これら複数の論点をどう組み合わせたら全体として新しい論点にできるだろうか?
     I wonder how these pieces combine to create a whole?
 議論: これら複数の論点の中でどれが正しいものなのか?
     I wonder which of these is the right one?

 (以下の日本語解説は別途)

 It is often useful to contrast Dialogue with a more familiar form of communication, discussion.
Discussion has the same Greek root as percussion and concussion, discus, meaning to throw, fragment, shatter. David Bohm likened discussion to an activity where we throw our opinions back and forth in an attempt to convince each other of the rightness of a particular point of view. In this process, the whole view is often fragmented and shattered into many pieces.

 The intentions of dialogue and discussion are quite different and are contrasted below.

 Dialogue                 Discussion
 To inquire to learn            To tell, sell, persuade
 To unfold shared meaning        To gain agreement on one meaning
 To integrate multiple perspectives    To evaluate and select the best
 To uncover and examine assumptions  To justify/defend assumptions

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February 01, 2005

The Origin of Species

Charles Darwin
"I have called this principle, by which each slight variation, if useful, is preserved, by the term Natural Selection."

種の起源 第14章

「生命はあまたの力とともに、最初わずかなもの、あるいは、ただひとつのものに吹き込まれ、この惑星が、確固たる重力法則に従い 回転するあいだに、かくも単純なはじまりから、きわめて美しく、きわめて驚くべき 無限の形態が進化し、今も進化しつつある。
この見方の何と壮大なことか....。

もしも生物が進化し続けるとするなら、しょせん人間は長い歴史の中の束の間の存在でしかないだろう。

しかし、人間とは果たしてそれだけの存在だろうか....

人はただ自然にまかせて滅びることはない。何故なら人には、弱い者を、不自由な者を、劣った者を、不利益から守るという叡知が、さずけられているのだから....。」

—Charles Darwin, "The Origin of Species"

今日は私の誕生日である。

不確実性の時代…、変化の激しい時代…、と言い始めてから何十年になるだろうか?10年以上前になるが、中長期事業計画を担当したときに作成した「事業計画書」のキーワードは「スピード」であった。90年代半ばのアメリカでインターネットが進展するとともに誰もが引用したのが、Dog Yearであったのを懐かしく思い出す。これらの合言葉はいまもビジネスの世界で使われている。「スピード」の意味の解釈は人によって違うが…。

1980年代の大半をアメリカで過ごした私は、その時に経験した激しい変化と不確実性を忘れることができない。その時に学んだのがダーウィンのつぎの言葉であった。

「生き残るのは、最も強い種ではなく、最も知性が高い種でもない。
それは、変化に最も迅速に対応できる種だ」 - Charles Darwin -

爾来、この言葉は私の座右の銘の一つに加えられた。日本で事業企画を担当したときの「スピード」と同様に「変化への対応」を意識し、七転び八起きの象徴としてのダルマと一緒にプレゼンテーションの最後にいつも引用している。

Dog Yearは七年というのが通説である。しかし、時間に急かされて生きる人生よりも、自然とともにゆったりと流れる時間の中で生きる喜びと安らぎを感じたいと思うようになった自分を見つめる。私にとっての「スピード」は「変化への対応」のスピードであったが、時には立ち止まって行く年来る年を考え、人間の生き様を考えるゆとりを持つことも必要であろう。そんな想いもあって、この記念すべき日のブログに、ダーウィンの別の言葉を引用した。

「人はただ自然にまかせて滅びることはない。何故なら人には、弱い者を、不自由な者を、劣った者を、不利益から守るという叡知が、さずけられているのだから....。」

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