シリコンバレー魂の男

Web 2.0 EXPO Tokyo 2007が、木金の二日間開催され、昨日はWeb2.0の顔ともいえるティム・オライリーとTwitter創始者のエヴァン・ウィリアムの対談もあった。ティムはいまや大御所的存在で、エヴァンは典型的な「シリコンバレー浮浪者」である。とにかく組織に属すことが嫌いで、いつも新しいことをやりたがり、バーチャル空間を彷徨う。

彼の最初のベンチャーは1999年のPyraで、のちにBlogger.comとなり、2003年にはグーグルに買収される。ブログの先駆者である。我輩もずっとBlogger.comの愛好者である。グーグルが買収してから機能も充実してきたことはたしかだが、基本コンセプトは変わっていない。

エヴァンはティムの会社にも、グーグルにも勤めていたことがあるが長続きせず、というより資金が潤沢にあって経営幹部も増えてきて、製品・サービスよりも会社そのものに光が当たる、話題になることに違和感を覚えて、飛び出している。それがシリコンバレー魂とでもいうことである。

日本人でもそういう若者が増えている。会社という「後光」や「権威」を必要としない人たちが増えることは頼もしいことである。「自分」だけが頼りというのは、最初は非力であり、会社の名前に威を借りることがないのでたいへんではある。しかし、そうして業界に生きて学習し、人脈が形成されてくると自信を持てる。その自信が更なる進歩を生むものである。

シリコンバレーの今は著名な企業や、著名人は、みんな最初は無名で誰にも相手にされなかったのである。日々学習するものは成長し、名をなすことにもなる。もちろん、シリコンバレーは競争が激しく、ビジネス界にかかわらないが、プロの世界は競争率1000倍の世界である。そのことの根拠は以前にブログに書いた。

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